2012年 第5回双望会
第1回は参加しましたが、その後欠席続きだった双望会に久しぶりに参加してきました。第5回双望会(そうぼうえ)(2012年10月19日〜21日、愛知県北設楽郡東栄町スターフォーレスト御園にて)。神奈川から19日午前9時頃出発し途中東栄町の「とうえい温泉」に寄り道して会場には15時頃到着しました。御殿場から新東名道に入り浜松いなさJCTから無料の三遠南信自動車道を使いこれまでよりも一時間程早く東栄町に到着しました。新東名道は開通してから初めて走りましたがカーブが緩く快適でした。その代わりトンネルは多いです。今回の参加は4年ぶりであまりの密度の濃さに圧倒されました。振り返るともっとお話したかった方々やよく見ておきたかった機材など多くあります。4年の間に進化したのはHα太陽観測用望遠鏡、ドブソニアンの導入支援ソフトなどです。もえ望遠鏡も装飾の新しい流れで楽しいと思います。19日夜は雲も出ましたが晴れ間があり、20日夜はほぼ快晴でした。20日は気流もいくらか安定しており木星も良く見えました。50cmのニンジャで見せていただいた海王星とその衛星トリトン(トリトンを見たのは初めてです)、ハーゲンローザ彗星、utoさんの18インチドブソニアンで見た木星像、勝原さんのTMB15cm+双眼装置+zeiss接眼レンズで見た木星像、石石石さんの13cm+zeiss50mm接眼レンズで見たすばるが印象に残っています。
40〜50cmクラスの望遠鏡が何台も並んで壮観です。
20日夜、西側の空は名古屋方面の明かりのせいか少し明るいです。 20日夜半、すばると木星が東から上ってきました。(sony nex5nで撮影)
obsession 18インチドブソ二アンが2台参加しました。

Morgensternさんと K nebulaさんのobsession18uc     望遠鏡。銀ミラーを今回見逃していました。ドブソ二アンも運搬収納時のコンパクト化を工夫したものが増えてきました。

タナヤンさんの38cm反射望遠鏡。作り込みの美しさに感心しました。鏡筒はアルミの接着構造(航空機用の接着剤使用)、マウントはステンレス溶接構造、特に2インチ双眼装置はF4対応で50mm角のビームスプリッターは角を削って丸みのあるハウジングに収めてあるそうです。右側面にあるつまみを回すと歯車を介して目幅を変えることができます。
国際光機から参加のHubble optics 16インチコンパクトドブソ二アン

Hubble opticsは何年か前から温度順応の良いというサンドイッチ構造のミラーを宣伝しています。はじめてみるそのミラーの性能に興味がりました。サンドイッチ構造では面が歪まないかなど気になります。温度順応に関しては気流の状態もありその効果を確かめられませんでしたが、木星像をみたところでは問題のない像でした。40cmの望遠鏡がこれだけ小さく折り畳めるのも魅力です。隣は参考に並べた、いしやまさん自作の収納状態の32cmドブソ二アンです。

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