2016年 第9回双望会
第9回双望会(そうぼうえ)(2016年10月28日〜30日開催、愛知県北設楽郡東栄町スターフォーレスト御園にて)に参加してきました。神奈川を出て新東名はずうっと雨、東栄町も雨でした。初日の夜中に晴れているとのお呼びがかかったのですが、雨で芝がひどく濡れていて機材を出せないこともあり結局寝過ごしてしまいました。翌日は朝から快晴でしたが、機材紹介後は曇り空になり夜はほとんど晴れず残念なお天気でした。とはいえ昼は太陽の観察、機材紹介、そして夜は語らいと楽しい時間を過ごすことができました。双望会ですが、引き継ぎの方がいなければ来年を最後にしたいとの主催者から報告がありました。最新の機材や情報、多くの方と交流できる催しが続くと良いのですが。
初日往路途中からスターフォーレストを望む。雨に煙っています。
以下気になった機材です。
津村さんの自作50cm、F3.7ドブソ二アン。天文ガイド11月号に記事が掲載されていますが無理なく観望を楽しむための工夫が随所に凝らされています。自転車のリムは中古部品とのことです。方位の回転軸もとてもシンプルな構造でした。
ビッグビノが今年は出ていないと思ったら服部さんが立ち上げた会社(ビノテクノ)製の試作品(口径102mm)が展示されました。トレードマークが素敵です。初心者にも容易に扱えるように部品精度を高め光軸調整なしで使用できる双眼望遠鏡を目指しているとのことです。
fmasaさんの18インチ、F3.5ドブソ二アン、譲り受けた自作品とのことですが焦点位置が低く使い易そうです。 主鏡は肉抜き構造で軽量化が図られています。質量は10kg程度とのことです。
主鏡の支持部は肉抜き構造主鏡の支持部に合わせて作られており、光軸調整は手前の二カ所に棒を差し込んで回す構造です。 主鏡が軽いためカウンターウエイトとバッテリーが主鏡保持枠の下側に収納されています。
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